シリンダーブロックとピストン
※この先は時系列的に『STUDIO』-『2G-GTE 2ND』をすべて
ご覧になってから読まれた方が分かりやすいかと思います。
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繋ぎの1Gがブローという予想だにしていなかったことが発生。手元にまともな1Gエンジンの在庫はないため大至急何とかする必要があります。ヘッドはありますのでブロックを何とかする必要があります。現在手元にある1G関係の使えるエンジンブロック用部品はというと以下の通り。 ①78φ&コンロッド逃げ加工あり(2G-GTE用)のブロック ②HKS製ストロークアップのクランク(2G-GTE用) ③トモエ製78φピストン ④ノーマルクランク これらを組み合わせてブロックを組むとしたら①②③で2G-GTEエンジンができそうに見えます。しかしピストンのピンハイトの関係で成立しません。 唯一、可能性があるのが①③④の組み合わせです。この組み合わせだと1Gをボアアップだけしたエンジンとなります。ブロックのコンロッド逃げ加工が生かせませんが仕方ありません。 |
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それで登場したのがトモエ製78φピストン。このピストンが使えるかどうかですがそれはシリンダーとのクリアランス次第となります。今現在手元にある2G用ブロックはHKS製78φピストンでボーリングしてもらっています。トモエ製も同じ78φピストンですが直径が0.1mmとか違っていたら使えません。 |
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計測してみます。まずはトモエ製78φ。 |
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77.82mm。 |
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次にHKS製78φピストン。 |
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77.85mm。あちこち場所を変えて測ってみましたが全体的にHKS製のほうが0.03mm程度大きいです。これなら許容範囲でしょう。しかもHKS製は表面コーティングに出しているのでコーティングがなければほぼ同じと言って良いと思います。 |
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寄せ集め部品で完成を目指す1GG改2.2L製作記始動です。-------------------------------